ポジティブな考えと瞑想

ヨガ

鍼灸セラピストのあやにゃんです

今回は、瞑想をしていくとどんなことが起こるのか

また瞑想とは何なのかをヨガの視点からお伝えしていきます

ヨガの目的の一つに瞑想があります

ヨガのポーズも瞑想の一つです

ヨガは、瞑想ができる体と精神を作っていきます

静かな湖

想像してみてください、、、

その湖は透明度が高く、静かで底まではっきりと見ることができます

もし波が立っていたり、濁った湖だと底に何があるのか見えません

湖と同じように、私たちの心も欲望や思考で揺れ動いていたり濁っていると、底にある本質を見ることが難しくなります

もし心の揺れがあるなら、自分の内に集中することで心はコントロールすることができます

そして、心が鎮まり浄化され、澄んだ時に初めて心の本質を見ることができます

何かに夢中になっている時、時間の感覚がなくなり心配事も忘れていませんか

しかし、外からの幸せは心が一時的に感じているもので限界があります

永遠の幸せ・平和とは、心をいかに鎮めるか

つまり内なる心に集中する瞑想の状態です

瞑想とは

瞑想とは、今ここに存在しているという意識になることです

これはすべての心の状態が止まった時に訪れます

瞑想の状態は深い眠りに似ていますが、瞑想と眠りの違いは、瞑想は意識があり魂の中で完全なる変化がなされているということです

心の動揺が安定されると、瞑想は精神に平和な安定をもたらします

この瞑想の状態は、体の成長と修復といった若返りの作用を促します

細胞は潜在意識の波動を受診し、その波動が平和で喜びに満ちたものであればその波動が細胞に伝わり、全細胞の調和が取れ、衰えや病をもたらす原因がなくなります

逆にさまざまな欲望が体に入ると、細胞はその欲望に従い体はいつもその思考に従います

これは科学的にも証明されており、ポジティブな考えがポジティブな効果を細胞にもたらします

瞑想は、常にポジティブな心の状態を作り細胞を若返らせます

ただ、瞑想は眠ることを学ばないのと同じで、頭で学ぶことができません

眠りが自然に落ちていくように、瞑想もただ自然に落ちていくのです

瞑想の方法

瞑想は頭で考えても学ぶことはできませんが、少しのテクニックとポイントを知れば正しく実践することができます

瞑想は心の観察を求められますが、瞑想の状態は過去でも未来でもなく今です

それは心や思考の活動がなくなった時に訪れます

ここからはヨガの方法をお伝えしますが、瞑想にも色々なやり方があります

この方法も瞑想の一つとして試してみてください

1、同じ時間に同じ場所で座る

いつも規則正しい時間と状態で行えば、心をゆっくりと鎮めていくことができます

2、夜明けと夕暮れの少し前(朝・夕の4時〜6時)

特に朝のこの時間は、心はクリアで波立っていない状態です

もしこの時間に瞑想できないようであれば、1日のうちの心が乱れない時間を見つけてください

3、瞑想する部屋を用意するか、仕切りで区切っておき、瞑想をする前にお香をたく

同じ場所で瞑想を続けることで、その場所には強い波動が宿ります

半年もすると、そこに平和と純粋な空気を感じるようになります

ストレスを感じた時にその場所に座ると、心が落ち着き楽になっていきます

4、座る方向を北か東にする

北か東を向いて座ることで、地球の磁力の影響を受けやすくなり、瞑想に良い環境となります

楽に足を組み背筋と首を伸ばして、頭を頂点とした三角形を作ります

5、始める前に心を鎮め、過去・現在・未来のことを忘れる

6、呼吸を整える

意識的に深い呼吸をして、5分間位の深い腹式呼吸をし、ゆっくりとペースを落としていきます

その後、3秒吸って3秒吐く呼吸を続けていきます

7、心がさまよっても無理に安定しようとはせず、客観的に心の動きをみていく

始めのうちは心がさまよい、うまく集中できません

自分の心の動きを映画を見るように、客観的に見つめていると、心はやがて静かになっていきます

8、心が安らぐための集中するポイントを見つける

知性的な人は眉間、感情的な人はハートに集中します

そして一度決めたポイントは変えません

9、集中のポイントに何かシンボルやマントラがあれば、そこに焦点を合わせる

マントラを唱えることは、そのマントラの意味への意識がありません

ただ、音の波動が純粋な意識へと導きます

瞑想の練習は20分静かに座ることからはじめ、少しずつ増やしていきます

体の揺れや、足の痺れなどを克服できるようになるとエネルギーを制御できるようになります

毎日30分瞑想すると、常に穏やかな日を送ることができます

瞑想は、最も優れた精神の強壮剤です

慈悲深く優しい力が、心・感覚器官・神経・体全体に発揮されます

直感力が身につき、心は静かに安定していきます

まとめ

私たちは、常に幸せを外に求めてしまいがちです

嫌なことがあったらお酒で気を紛らわせたり、甘いものをいっぱい食べたり、物を買いまくったり・・・

そして他人に幸せを求めたり・・・

確かにその時は幸せを感じ、嫌なことも忘れていますが、結局それは傷口にばんそうこを貼っているようなもの

本当の幸せは自分の中にあるから、そこを幸せにしていかないと同じことの繰り返しです

自分の内面をコントロールするために、心をいつもポジティブな対象に集中していく

普段生活をしていると、目からも耳からも色んな情報が入ってきて感情が振り回されます

嫌な感情になることも多々あります

1日のうちの少しの時間だけでも全ての感情から開放されて、心静かに瞑想する時間を持つことは大切だと思います

瞑想は頭も心もクリアにし、より深く物事を理解することができるようになります

ヨガを続けていると物事を多方面から見れるようになります

ポジティブな思考に変わっていきます

ヨガは体だけでなく、心も健康にしていきます

瞑想と合わせて、ヨガも続けてくださいね

最後までお読みいただきありがとうございました

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